どうも『無敵の小学生時代でも絵は苦手でした』かめきちです。
小学生時代って無敵感ありますよね、何でもできるみたいな笑。恥ずかしながら私も無敵状態で小学生時代を過ごし中学1年生の中間テストで現実を知りましたね涙。全く苦手意識してこなかった科目の点数が低かったり、中学生ながらにショックを受けた記憶があります。特に国語が外国語(英語)よりも点数が低くて『私は日本人じゃ無かったんあだなぁ』とか思ってました。
と、中学生になるまでは無敵だった私に小学生時代から苦手意識のあるものが…それは絵。完全無欠じゃ無かったんですよね。正直言って、まあ描けない。イメージしたものも見て描くのもまったくで、図工の授業(45分間)で大木を見て絵を描こうとしたんですけど、時間内に描けたのは太い幹のみ。自分でも何だこれはと思いました。絵では全く伝えられないと…。
こんな私でしたが、あるボードゲームとの出会いで、絵で伝えたいことを伝える楽しさを知ることができたのです。そのきっかけが『みんなでぽんこつペイント(以下ぽんこつペイント)』です。
そこで、本記事では『ぽんこつペイント』という、ある条件下で要所を掴んだ絵を描くことがポイントになり、誰でも画伯気分を味わえる『一風変わったお絵かきゲーム』を紹介していこうと思います。
『ぽんこつペイント』って!?
ここからは今回紹介します『ぽんこつペイント』についての説明をしていきます。
どんなゲームか??
なるべく画数を少なく描いた絵をいち早く回答者に当ててもらう、お絵描きパーティゲームです。でも、ただ画数が少なければいいわけではありません『使っていいのは直線と正円のみ』この条件がパーティーゲーム感を絶妙に高めてくれます。
『半円はダメなの!』『曲線も使えないの!?|と戸惑いながらもなんとか皆さんが描き上げる絵は一癖も二癖もある珍品ばかり。さあ回答者に、その絵の思いは伝わるのか笑。回答が当たっても外れても盛り上がる『お絵描きパーティーゲーム』です!
どんな人が楽しめるか
ゲーム初心者★★★★★
ルールは本当に簡単!絵を描くという身近なテーマなのでとっつき易くて、誰でも楽しめます。
絵が苦手な人★★★★★
直線と正円さえかければ誰でも楽しく楽しめます!
全力でパーティゲームがしたい人★★★★☆
回答タイムには当ててもらえた喜びの声や、当ててもらえなかったと悔しがる声が飛び交いパーティーゲーム感は十分あります。ですが、絵を描いている時に回答役が数分暇になる時間があるのが難点。
ゲーム中級者以上★★★☆☆
よくある話かもしれませんがリプレイ(何回も遊ぶ)上の問題があります。以前遊んだお題を別のタイミングで出題され描く場合に、既に最善の書き方を知っているという状況が生じやすいです。そのため何度も遊んだ後は、自分達でお題ワードを作ってリプレイ性を高めてもいいかもしれません。
ルール
ぽんこつペイントには『4つのルール』があります。今回は最も基本のルール『ぽんこつスタンダード』を紹介します。正直、私はこのルールしかやったことありません。
準備
マーカーとお絵描きボードを全員に配ります。
次に、混ぜたお題カードを裏向きの1つの山にして、得点ボードと一緒に中央に置きます。
そして適当に回答者を1人決め、残りの人は描く人を担当します。
お題を決める
回答者に見えないように、描く人の1人が題カードの山から1枚引きます。その後、回答者がサイコロを振ります。
お題カードには、お題が6種類書かれていて、出たダイスの目と同じ番号の言葉が今回のお題になります。描く人全員でその言葉を共有したら、カードを回答者に見えないように伏せておきます。
絵を描く
描く人は以下のルールに沿って、絵を描きます。(※この時、回答者に自分の描いている絵が見えないようにしてください。)
絵を描くルール
- 直線と『正円』しか描けない
- 直線の長さ、正円の大きさは自由
- 文字、記号はNG(※矢印のみOK)
- 他の描く人の絵は見てはいけない
- お題のヒントは言ってはいけない
- 描き終わったら右下に『画数』を記載する(※画数とは絵に使用した直線と正円の数)
回答タイム
全員が描き終わったら、回答タイムに入ります。
まず、全員絵の画数を宣言します。そして、画数の少ない人から回答者に絵を見せることができます。(※同じ画数がいたら回答者から見て時計回りで、順番に回答者に見せることができる。)
回答者は見せられた絵を公平に推理して、なんの絵か1回だけ回答します。(※回答者に当ててもらえなかった回答は公開されたままとなります。)これを回答が当たるまでか、または全部間違えるまで行った場合、この回は終了となり得点計算へと移る。
得点計算
得点は以下の場合に得られる。
- 正解を言い当ててもらった描く人『+2点』
- 正解を言い当てた回答者『1枚目で当てたら+3点』『2〜3枚目で当てたら+2点』『4枚目以降で当てたら+1点』
以上の得点加算が生じた場合、得点ボードにチェックを入れる。
回答者の交代
今描いた絵を消して、今の回答者の左隣の人に次の回答者の順番が来ます。
ゲームの終了
全員が1回ずつ回答者を担当したら終了です。獲得点数の高い人が勝ちです。同点の場合はお互いの勝利を分かち合いましょう。
遊んでみた感想
今回は20代男女5人で遊んでみました。絵を描いている最中は静かになるのかと思いきや、『曲線なしむず!』『画数がめちゃ多くなる!』などワイワイしながらプレイできました。中には『〇〇とか描けんくない!?』とお題を言ってしまう人まで笑。盛り上がるとポロッと言っちゃうんですよね…
お題カード66枚×6題=396題のお題がありますが、4、5回遊ぶとどうしても描いたことのあるお題が出てしましますね。その場合には『ごめん、前描いたお題だ』と言ってカードを引き直せば問題なく遊べます。自分達でオリジナルのお題を作りやすいのも良いですね。
私たちは得点は気にせず、当ててもらえるか、当ててもらえないかだけで最終的に楽しんでました。得点にこだわらない遊び方ができて、直線と正円だけでみんなで盛り上がれる、そんなボードゲームでした。
終わりに
今回は、直線と正円だけで絵を描いて当ててもらうボードゲームぽんこつペイントを紹介しました。
ぽんこつペイントは、絵の得意不得意関係なく楽しめる、お手軽なお絵描きゲームでした。
もし興味を持たれた方是非遊んでみてください!
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